20230516

余韻を感じれば感じるほど後悔が膨らむ。でも、わたしが後悔を感じるのは、後悔を感じるような振る舞いをしていたから。正しさの判断はいつだって正しいわけじゃなくて、間違った判断がここ1週間の感情の原因となってしまう。

自分が選んだ道は、自分の力で正しい道へと整えなければならない。自分の選択を正しくも間違いにもするのは自分が要因でしかない。だから、「もったいない」なんて思われそうな生き方だって後悔せずにいられた。回り道や立ち止まることだって、今、昔より少しだけ好きでいられる自分を作り上げるのに必要だったと確信できるから。

でもそれはわたしが選び、わたしだけが選択の責任を負うときだけのこと。

誰かの選択によって揺さぶられた感情が、わたしの選択を間違いだと突きつける可能性があるだなんて。

 

それならば初めからゼロであればよかったのだろうか。

それは違うと、悔いの残るわたしであっても断言する。

出会うこと、心を動かすこと、何かに、誰かにまつわる全てが、わたしの人生に色をつけてくれる。一人では限界がある。それがどんなに暗い色であっても、そのくらい強い色をつけてくれるのであれば、それも生きていく彩りの一つとなる。